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南国高知はこんなところです!

高知・自然

高知・自然南国高知は、海と山、そして清流の国。南には黒潮流れる太平洋が広がり、713kmにも及ぶ海岸線が壮大な景観を描き出します。全土の約80%を占めるのは、緑豊かな森林。愛媛県・徳島県との県境には標高1500m級の山々が連なり、南部とは表情の異なる険しい山岳地帯を形成しています。山と海を繋ぐのは、日本最後の清流・四万十川に代表される美しい流れ。湧き出る水は時に激しく時に穏やかに大海へと注がれて行くのです。

高知は日照時間が年間2000時間以上と、全国で1位2位を争うほどの長さ。黒潮流れる太平洋に面した海岸部は冬でも温暖で、アコウやビロウといった亜熱帯植物も多く生息しています。一方北部の山間地域では冬の寒さが厳しく、降雪が見られることもしばしば。高知の降水量は年間を通して多く、特に夏から秋にかけては毎年台風の上陸や接近があります。

豊かな自然と温暖な気候に恵まれた高知では、古くから農業が盛んに行われてきました。早場米に代表される稲作、野菜の施設園芸栽培では全国にその名を轟かせています。山間部では昼夜の寒暖差を利用したお茶の栽培や雄大な緑の中での畜産も行われており、「土佐ジロー」や「土佐和牛」といったブランド肉も生産されるようになっています。また高知と言えば、漁業。特に県魚にも指定されているカツオ漁が有名で、移動するカツオの群れを追って遥か三陸沖までも船を出す一本釣りは今も盛んに行われています。また緑豊かな森林は高知の林業を支えてきましたが、現在では国外からの安価の木材輸入により県内林業の衰退が深刻化しています。そこで2005年、高知県が始めた取り組みが「環境先進企業との協働の森づくり事業」。森林再生や交流の促進を柱とした取り組みを行いながら、豊かな森林の再生を目指しています。

高知・歴史

日本最古の歴史書『古事記』の中で、高知は「建依別」(たてよりわけ:猛々しい様)と言われており、現代の高知のイメージにも通じるものが遥か古代からあったということが伺えます。奈良・平安時代には国府が置かれ、『土佐日記』で知られる紀貫之をはじめ、国司が派遣されてきました。同時に元々“辺境の地”といったイメージの強かった土佐は、この頃から伊豆や佐渡共に流刑地として知られていくことになります。中央での政争に敗れた皇族などが移り住むことで京文化が持ち込まれ、独自に発展。「土佐の小京都」と呼ばれる四万十市(旧中村市)はじめ、高知には今もその名残を見ることができます

戦国時代には、長宗我部氏が勢力を拡大。長宗我部元親の時代には土佐全土を統一、その後四国制服をも成し遂げますが、豊臣秀吉に敗れ土佐一国を治めるにとどまります。1600年に起きた関ヶ原の戦いにて西側についた長宗我部氏が敗れると、山内一豊が代わりに土佐一国を与えられます。江戸時代、16代に渡って土佐の国を支配した山内家。中でも幕末の動乱の中で、中央政界でも活躍したのが15代山内容堂でした。容堂が起用した吉田東洋は、公武合体論を唱え、様々な改革を推進。それに反対して土佐勤王党を結成した武市半平太、言わずと知れた英雄坂本龍馬、共に薩長同盟に尽力した中岡慎太郎など、日本の歴史にその名を刻む数々の志士もこの時代に誕生しています。

やがて明治時代になると、板垣退助をはじめとする自由民権運動の推進者が高知から多く現れ、「自由は土佐の山間より」とうたわれるようにもなりました。辺境の地とされながらも、その猛々しい風土と志から中央でも様々な活躍を果たした高知の偉人たち。その熱き生き様は、今も受け継がれているのです。

高知・食文化

高知と言えば、個性豊かな食の国。大自然からもたらされる新鮮な恵みを豪快にいただくのが南国土佐流!そこに美味しい地酒があれば、たちまち賑やかな宴会が始まります。

高知の郷土料理と言えば、30cmを越える大皿に海・山・川の恵みを盛り込んだ皿鉢料理が有名。女衆が料理を作るために席を立たなくても良く、小皿に好きなものを取って食べることができるという自由なスタイルが、まさに宴会好きの土佐人にぴったりといったところ。刺身や姿寿司、煮物や焼物、酢の物、時にはデザートといった色とりどりの味覚が、見た目にも華やかに盛りたてます。

さらにもう一つ忘れてはならない高知の郷土料理が、鰹のたたき。表面だけを強火で香ばしく炙り、生臭みを消して旨味を閉じ込めるという、まさに鰹好き高知ならではの郷土料理。薬味にはネギやタマネギ、大葉、みょうがのほか、高知のスタミナ源・にんにくが欠かせません。もちろん、高知の鰹料理はたたきだけではありません。刺身に酒盗、はらんぼ塩焼、角煮、生節―捨てるところがない魚と言われるほど、余すところなく鰹の旨みを堪能しています。

ほかにも高知には自慢の味覚が盛りだくさん。「どろめ」と呼ばれるカタクチイワシの稚魚。生のままポン酢などでいただけば、お酒との相性抜群です。こちらも人気の酒肴「のれそれ」(アナゴの稚魚)は、ところてんのような食感が病みつきに。清流の貴重な味覚・鮎は、高知が未来に受け継ぎたい大切な財産でもあります。高知の海と山、そして清流がもたらす恵み、皆様にも是非お楽しみいただきたいと思います。

高知・特産品

高知の特産品。それは、大自然の豊かな恵みと猛々しい人情が生み出す個性豊かな逸品。

高知伝統の工芸品として名高いのは、優しい風合いと破れにくい強さを併せ持つ土佐和紙。400年の歴史を誇る土佐打刃物は鋭い切れ味と耐久性が自慢です。全土の約8割を占める山林からもたらされる材木と職人の技が、多くの木製品や竹製品を生み出してきました。また美しい海の産物・珊瑚の加工品は、国内のみならず海外からも高い評価を受けています。

高知の街路市として有名な日曜市で人気を集めるのは、フルーツトマトや小夏、文旦、新高梨など、燦々と輝く太陽の光を浴びて育った高知特産フルーツ。その美しい輝きとみずみずしさは、贈り物としてもおすすめ。さらに高知県は、全国の約5割近いゆずが生産されているゆず王国。ゆずのジュースやゆずを使ったスイーツ、調味料など、爽やかな香り漂う逸品は高知が誇る特産品です。

さらに近年注目を集める天然資源、それが海洋深層水。海洋深層水とは水深200以深の海水のことで、室戸沖で上昇するところを汲み上げて利用するのです。表層水と異なる様々な特性を持つ海洋深層水は、食品のほか漁業、エネルギー利用など、様々な分野での活躍が期待されています。

高知・観光

高知には、人気の観光スポットも目白押し!その舞台は雄大な自然。足摺岬や室戸岬に代表される、雄大な海と海岸線が描き出す自然の造形美。穏やかな流れを湛える四万十川と、そこにかかるいくつもの沈下橋。四国山脈に広がる牧歌的な高原地帯。そんな高知の大自然は、全国有数のアウトドアスポットでもあります。キャンプにカヌー、ダイビング、サーフィン、そしてホエールウォッチング―。思い切り体を動かした後は、大自然に囲まれた宿でゆっくりと疲れを癒していただくのもおすすめです。

高知を訪れたら、その猛々しい歴史の舞台にも足を運んでいただきたいもの。市の中心部、山内家の支配の面影を残す高知城。坂本龍馬をはじめとする偉人たちの生誕地やその生き様を紹介する施設。まんが王国土佐ならではのユニークなミュージアム。弘法大師の足跡を辿る、四国八十八ヶ所巡礼。歴史を振り返る旅は、自ずと自分自身と向き合う機会をも作ってくれるかもしれません。

もう一つ、忘れてはならない高知の名物。それが、よさこい祭りです。1954年、750人の参加者によって始まったこの祭りも次第に規模を大きくし、今では全国から2万人もの踊り子が集まるほどに。「よさこい鳴子節」を曲に取り入れ、鳴子を持って前進する踊りである以外は、楽曲、メイク、衣装、踊りすべてアレンジ自在。その自由さが高知ならでは。街中が熱気に包まれる祭り、皆さんも是非体感されてみてはいかがでしょうか。

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